ベビメタ七転八倒

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メギツネ考・再び

終わってしまいましたね、US・EUツアー。もうあまりにも沢山のことがありすぎて、これからやや長そうなロス期間の中で少しずつ紐解いていこうと思います。今回はまず、最終日のダウンロードで最も衝撃的だったメギツネについて書いてみます。

以前の「メギツネ考」と題した投稿で、私はこんなことを書きました。

  • BABYMETAL の楽曲の中で、唯一ライブよりスタジオ録音の方が好きなのがメギツネ
  • 1st アルバムのメギツネは、隅々まで力と感情が漲った、色彩豊かな素晴らしい歌唱である
  • メギツネのライブ録音で自分が最も好きなのは 2013年のサマーソニックであり、この頃までは 1st アルバムに近い歌声を聴くことができる(少女型メギツネ)
  • その後は徐々に現在のような歌い方に変わっていった(お姉さん型メギツネ)

ところがです。徐々に上がってきたダウンロードのファンカムを聴いていて驚きました。昨年までとは大きく違う、新次元のメギツネに進化しているではないですか!

今回のツアーでSUの声が一段とパワーアップしていることは明らかな訳ですが、メギツネに関しては単に力強くなっただけでなく、風格までが感じられるような気がするのです。ダウンロードでの前半はやや苦戦している箇所がありますが、煽りのあとの後半が何とも凄い。

メギツネの録音を始めた頃、SUにイメージをつかませるために演歌を聴かせたという話がありましたね。もはや石川さゆりレベルとでも言いましょうか、紅白歌合戦のトリで津軽海峡冬景色を聴いているかのような迫力です。

かつて少女型メギツネがお姉さん型メギツネに変化し、それが今回は「大人の女性型メギツネ」に進化したと思います。自分が好きだった少女型とは真逆の方向ですが、ここまでやってくれるのなら大満足。次にメギツネを聴けるのが楽しみになってきました。