ベビメタ七転八倒

ベビメタのブログだったのに最近は鞘師多め

マイクを持つ姿

いきなりですが、すぅさんのマイクの持ち方って素敵だと思いませんか? 自分は以前から気になっていて、ついつい彼女がマイクを持つ左手に目を奪われてしまうのです。

おそらく関節がとても柔らかいからできるのだと思いますが、手首を深く曲げてマイクを真下から支える。そうすることでマイクを筋力で支えるのでなく、骨格で支えることで安定が増すようです。親指の置き方も独特で、自分にはああいう持ち方は絶対できません。そして、口とマイクの距離と角度が常にほぼ変わらない。そのために歌う声をマイクにストレートに均質に伝え続けることができているように見えます。

こんなすぅさんマイクフェチの私が気づいたことがあります。それは、鞘師里保のマイクの持ち方が凄いということ。

このところ毎日鞘師の動画を見てにわか研究を続けているのですが、彼女が持つマイクの位置、すなわち口との距離や頭の上下左右の動きに対する角度が常にまったく変わらないのです。モー娘の他のメンバーと比べてもその差は歴然としている。小田さくら道重さゆみはかなり高レベルだと思いますが、鞘師の方が精度がずっと高いのです。

ダンスの能力が高いとマイクもしっかり持てるのか、歌のパフォーマンスを追求するとあの持ち方に辿り着くのか。素人の自分には良くわかりませんが、どうやら自分が良いと思うパフォーマーはマイクの持ち方も凄いという相関関係があるようです。

マイクの持ち方研究がだんだん面白くなってきたので、次にさくら学院を見てみます。最近出た2018年度卒業公演の映像をじっくり観察しました。すると、麻生真彩と新谷ゆづみのマイク姿が驚くほど高水準ではないですか! 日高麻鈴もかなり良い感じです。自分は2018年度のさくら学院が2012年度と並んで史上最高水準だと思っているのですが、まさかマイクの持ち方でもそれが裏打ちされるとは思いもよりませんでした。

比較のために2017年度の卒業公演も見てみましたが、最高学年になるとマイクの持ち方が皆んな素晴らしくなるという訳ではありません。逆に、麻生と新谷は中2の時も既にかなりのレベルだったことがわかりました。

2018年度のさくら学院で中3に続いてマイク姿が素晴らしいのは、やや意外にも森萌々穂で、その次に藤平華乃。さらには八木美樹と田中美空も筋の良さを感じさせます。普段の歌やダンスから受けている印象とは少し違うポテンシャルをメンバーの中に発見できたような気がして、なんだか嬉しくなりました。

そういえば、アクターズスクール広島では、小さい子供の頃から水を入れたペットボトルを使ってマイクを持つ練習を毎日させている、というような話を読んだ記憶があります。一流のパフォーマーになる上で、マイクの持ち方は結構重要なことなのだという気がしてきました。

最後に、私が今日観察した中での、マイクの持ち姿ベスト10を記しておきます。

1位:鞘師里保

2位:SU-METAL/中元すず香

3位:麻生真彩、新谷ゆづみ

5位:小田さくら

6位:日高麻鈴

7位:森萌々穂

8位:道重さゆみ

9位:藤平華乃

10位:八木美樹