ベビメタ七転八倒

ベビメタのブログだったのに最近は鞘師多め

2020-01-01から1年間の記事一覧

モーニング楽曲のBPM全史②

前回の投稿(「モーニング楽曲のBPM全史①」)では、『リゾナントブルー』を転換点としてモーニング娘。の楽曲BPMの散らばりが小さくなり、この時点から何か意図を持ってその時期のBPMレベルを決めはじめた様子が感じられる、という話を書きました。 今回は、…

モーニング楽曲のBPM全史①

BABYMETALのブログだったはずが、鞘師里保を通してモーニング娘。に辿り着き、もはやモーニング研究ブログにしか見えませんね。それなら別のブログ名にするべきかとも思うのですが、それもなかなか面倒なので、当面このままでご容赦ください。 さて、以前の…

『純情エビデンス』とプラチナ期楽曲

モーニング娘。'20 の新曲『純情エビデンス』のMVが公開され、自分も昨晩から数えきれないくらい再生して聴き込んでいます。 あちこちに上がっている感想を読むと結構出ているのが「最初はなんかあっさりした印象だったけど、何度か聴くうちに味わいが出てく…

LILIUMの歌い手たち

黑世界の公演に向けてTRUMPシリーズの研究に余念の無い人も多いのではないかと思います。一方、自分はと言いますと、実はまだLILIUMから次に進むことができずにいるのですが、その理由の一つにDVD付属のCDが素晴らし過ぎることがあります。このところ何度も…

小田さくらの今を支持します

先日のソロフェスで小田さくらが語った言葉、そして本人が翌日のブログに書いた言葉を、私は驚きをもって受け止めました。曰く、ここ2年くらいずっと不安な気持ちで歌っている、ソロフェスは全然納得行く形に仕上げられなかった、などなど・・・。それらの言…

道重さゆみという歌い手

前回まで投稿していた「鞘師里保の歌唱はリズムセクションである」の中でうまくカバーできなかった話題があるのですが、やはりどうしても書いておきたいので補足させてください。その話題とは道重さゆみについてです。 歌が下手なことを自虐ネタにしていた道…

鞘師里保の歌唱はリズムセクションである⑥

(この投稿は前5回からの続きです。よろしければ①〜⑤もご覧ください。) 7. 佐藤優樹がつなぐ世界 鞘師里保卒業後の2016年から2018年までの3年間は、モーニングの歌唱を担う新たな中核メンバーが一人、二人、三人と、ゆっくりではありますが着実に立ち上がっ…

鞘師里保の歌唱はリズムセクションである⑤

(この投稿は前4回の続きです。よろしければ①〜④もご覧ください。) 6. センターレス化と一時代の終わり 2015年にモーニングの楽曲に起こった変化は多岐にわたるのですが、それらを敢えて一言で表現するとすれば、「センターレス化」ということになるだろう…

鞘師里保の歌唱はリズムセクションである④

(この投稿は前3回からの続きです。よろしければ①②③もご覧ください。) 5. 鞘師エース期の楽曲高速化とその反転 前回の投稿後に調べ始めたことがあるのですが、その結果があまりに鮮やか過ぎて驚きました。それは楽曲の速度についてです。 2011年の9期加入…

鞘師里保の歌唱はリズムセクションである③

(この投稿は前回・前々回からの続きです。よろしければ①と②もご覧ください。) 4. '14という"最高到達点" 年が変わった2014年も、鞘師里保の歌唱スタイルがリードする楽曲の攻勢が続きます。『君の代わりは居やしない』(2014年1月)、『What is LOVE?』(…

鞘師里保の歌唱はリズムセクションである②

(この投稿は前回の「鞘師里保の歌唱はリズムセクションである①」の続きです。) 2. One・Two・Three の画期 『恋愛ハンター』のリリースから3か月、新垣里沙の卒業公演から2か月が経った2012年7月4日、モーニングの歴史上最も重要な楽曲の一つである『One・…

鞘師里保の歌唱はリズムセクションである①

この自粛期間に集中できたこともあり、私のハロプロ研究がかなり進んできました。ハマった順で言うと、Buono!、BEYOOOOONDS、モーニング娘。、Juice=Juice、そして一番最近ではアンジュルム。聴いた曲の数もかなりの量になってきましたが、そんなこの頃感じ…

とつなん

今回は話題になっている突発性難聴(略称:突難)について、自分の経験から書かせていただきます。 10年前のある朝、目が覚めると右耳に突然の耳鳴りが大きく響いていました。耳鳴り自体は時折経験がありましたが、それまでとは大きさが違ったので驚いて、慌…

赤ちゃん

幕張の LEGEND - METAL GALAXY から息つく間もなく欧州ツアーへと、怒濤の日々が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。毎日あれもこれも色々書きたいことがあるのに、次々に新しい驚きが湧いてでてくるので落ち着いて考える暇がないという嬉しい悲…