ベビメタ七転八倒

ベビメタのブログだったのに最近は鞘師多め

2018-01-01から1年間の記事一覧

止まない雨

12月になりましたね。去年から自分にとっての12月は広島 Legend S と切っても切れないものになったのですが、ここに来てもう一つ重大な12月に出会ってしまいました。 それは、、、今さらという感じではあるのですが、、、1997年12月31日、X JAPAN の THE LAS…

支持し続ける理由

やはり、と言うよりも、欧米ツアーの頃よりも輪をかけて、最新のBABYMETALに対するファンの受け止め方が混迷を深めていますね。日本公演の新体制を受け入れることができる人の数は日を追って急速に増えましたが、そう発言している人達の言葉の中にも、支持す…

超克

ずっと封印してきたことなのですが、事態がここまで進んでしまったので敢えて書きます。書いてしまわないと、このモヤモヤを乗り越えられないと思うので。 私がYUIMETALに何かが起きていると初めて感じ取ったのは、2017年8月29日の大阪での銀キツネ祭りでし…

断絶

カンザスシティの衝撃からはや3ヶ月。いや、たった3ヶ月しか経っていないとは思えないほど長い長い月日のように感じます。 いったいダークサイドとは何であるのか。そのことを毎日毎日考えてきました。その答えはまだ出てはいないのですが、ダークサイドが…

カンザスシティー

米国・欧州ツアーが終わってから2週間。このところ、Rock am Ring の配信動画と、拾い物のユトレヒト2日目の現場録音をヘビロテする毎日が続いています。いやはや、どちらも凄まじいステージで、かつてウェンブリーの青デロを毎日見続けた頃の中毒症状が蘇…

メギツネ考・再び

終わってしまいましたね、US・EUツアー。もうあまりにも沢山のことがありすぎて、これからやや長そうなロス期間の中で少しずつ紐解いていこうと思います。今回はまず、最終日のダウンロードで最も衝撃的だったメギツネについて書いてみます。 以前の「メギツ…

親目線

カンザスシティーの衝撃からというもの、寝ても覚めてもこの新しいBABYMETALについて考え続ける日々が続いています。自分は音への興味が一番なので、新曲4曲のことが色々と気になり、あれやこれやと考えを巡らせていました。 In the Name Of は広島では今ひ…

2015年のRoR:ファンカム5選

少しはGWらしいことをしたいと考えていたところ、つい思い付いてしまいました。Road of Resistance の聴き比べ。膨大に音源があってとても全部を聴くことはできないので、今回はテーマを設定して範囲を絞ることにしました。絞った対象は、2015年にライブで撮…

比較ライブ論(3)

このところ「MCなし」の意味について考えています。きっかけは、氣志團のライブを見る機会があったため。お前はロスが嵩じてとうとう氣志團まで行ってしまったのか、と言われそうですが、これはまったく偶然に訪れた機会でした。 氣志團のステージ上での構成…

音楽を牽引する力

前回の投稿を書きながら改めて思い起こしたことがありました。それは、プロの音楽家の間でも「音楽を奏でる力」とでもいうような能力が、人によって大きく違うということです。自分のバックグラウンドがクラシック系の音楽なので、今回はそちらの話が多くな…

比較ライブ論(2)

リアクション動画のヘッジーさんに影響されて、行ってしまいました! 人間椅子のライブ@O-EAST。もうベビメタとはほぼ何も共通点のない、あるとすればドラムがツーバスなところくらいでしょうか。いや、もう一つありました。世界中にこんなバンドは他に絶対…

比較ライブ論

行ってきました! BAND-MAIDのライブ@ZEPP TOKYO。なかなか良かった。良かったのですが、実はライブの間じゅうずっとベビメタのライブのことばかり考えてしまいました。もう、私はどうかしてますね・・・。BAND-MAIDの皆さんごめんなさい。でも、どちらが良…

メギツネ考

もうベビメタの次の展開が気になって気になって、おちおち寝てもいられない日々が続いていますね。しかし、だからこそ、ここでこれまでをもう一度振り返ってみるべきではないか、と思い立ち、1st アルバムを改めて聴き返してみました。 ベビメタはスタジオ録…

さくら曲とベビメタ

さくら学院の卒業式が終わりましたね。以前書いたように自分はベビメタから一気に可憐Girl’sに行ってしまったので、さくら学院のことは半年くらい前まであまり関心がありませんでした。それが変わったのは、昨年10月のさくら学院シャッフルナイトでのギミチ…

紅月 私的ベスト7(3)

(続き) 長くなってしまったアカツキの聴き比べも今回で完結です。 第2位:Wembley 聴いても聴いても更にもっと凄い名演が出てくるアカツキ。Wembleyもやっぱり凄かった! ウェンブリーのアカツキといえば、特筆すべきはSUがマントを翻して疾走するシーンで…

紅月 私的ベスト7(2)

(続き) 前回投稿したアカツキ・ベスト7の続きです。 第5位:武道館・赤 もうこれが史上最高ではないかと思った Legend 1999 に続いて、武道館の赤と黒を聴いてみました。ところが、聴き始めてすぐにびっくり。演奏が明らかに進化しています。 例えばギタ…

紅月 私的ベスト7

やってしまいました・・・。今度はアカツキです。Legend “I” から Legend-S まで、少なくとも15公演(もはや数えられない)の演奏をぶっ続けで聴いてしまいました。さすがに疲労困憊です・・・。 IDZはベスト5を書きましたが、アカツキはもう素晴らしすぎて…

難曲ギミチョコ

1月にYahoo!ニュースに掲載されたSU-METALのインタビュー。その中で、RHCPとのツアーでギミチョコを共演したことについて、こんなコメントがありました。 ツアーが始まった当初に、「一緒に演奏しよう!どんな曲がいい?」と言われたんですね。「じゃあ、私…

IDZ 私的ベスト5

ふと、ベビメタの同じ曲を一気にいろいろ聴きくらべたらどう感じるだろうと思い、ついつい実行してしまいました。選んだ曲は IDZ。あまりにもたくさん続けて聴いたので頭の中がグチャグチャですが、その中で改めて気づいたことをベスト5の形で書いてみます…

2017年12月3日

Legend S のWOWOW放送とLVまであと約3週間。衝撃的映像(に違いない)で記憶が上書きされる前に、自分が現地で感じたことを書き留めておきます。日記のようなものなので読み飛ばしてください。 自分が参戦(いえ、参拝券だったから参拝ですね)したのは2日…

本質

ベビメタに心底ハマりきっている自分ですが、それでは自分はベビメタの何にそこまで惹かれているのかと考えてみても、素晴らしいことが色々ありすぎて結局よくわからない。そこで引き算で考えてみることにしました。ベビメタのライブを構成する最も重要な要…

BAND-MAIDとベビメタ

ベビメタにハマる以前、自分はクラシックやジャズばかり聴いていたので、いかんせんロック系の音楽に疎い。でも、ベビメタ以外に素晴らしい音楽がない筈はないと思い、手当たり次第色々な人達の音楽を聴いてきました。 良いなと思うものはたくさんありました…

イケナイ話

ようやく巨大キツネ祭りの青デロを見ました。良かった。良かったのですが、実はイケナイことも感じてしまいました。 巨大キツネ祭りの記録にはWOWOWと青デロがある訳ですが、自分の手元には音雲で見つけたSSA1日目と2日目の現場録音があるのです。この内の2…

鳥肌と涙

ベビメタを聴いていると、あまりの凄さに鳥肌が立ったり、感動して涙が出たりしますよね。でも、人間はなぜ音楽を聴いて鳥肌が立ったり落涙したりするのだろう、と気になって、少し調べてみました。 世の中には色々面白い研究をしている学者さんがいるもので…

音程補正のこと

自分はどうしてもBABYMETALの「音」が気になってしまう人間なので、いつかは触れなければと思っていたトピックがあります。なかなか扱いが難しい話なので書くのを先送りしてきたのですが、あるきっかけに遭遇してしまったので、頑張って書いてみます。 金キ…

金キツネと Over the Future

五大キツネの青デロ、見どころがありすぎてなかなか前に進みません。なんとか黒、赤、金を見終えました。 黒はCMIYCでいきなり持っていかれましたね。そして赤では、BMDが始まってすぐに映った最前のメギツネさんが泣き崩れそうになっているのを見て、こちら…

骨バンドは好きですか?

皆さん五大キツネ祭りの小箱ライブ映像を見まくる日々が続いていることと思いますが、今回は小箱以前のBABYMETALのことを。 BABYMETALを集中して聴き始めるようになって、最初に何度も再生したのはリリースされたばかりのWembleyの映像でした。その次が武道…

本当の音とは?

前回書いた巨大キツネ祭りSSA2日目については、その音に関して面白い発見がありました。公演の翌日だったか、会場で録音されたらしい音源ファイルを某所で見つけたのです。その音質が良いのもさることながら、自分が現場で聴いた音にとても近い。 SSA2日目…

起死回生

苦難の大阪銀から程なく、巨大キツネ祭りの時期を迎えます。巨大キツネのチケットは大阪銀の前に入手済みでした。もし巨大の申し込み時期が五大の大阪終了後だったとしたら、自分は参戦しなかったと思います。 クジ運が良いと思ったことがない私ですが、THE …

大阪銀の試練

レッチリUSツアーやフィルムフェスツアーがあった頃は、五大キツネ祭りのチケット争奪戦の時期でもありました。 最初は入会をためらっていた THE ONE ですが、フィルムフェスの会場でとうとう Big Tee を購入し、鼻息荒く五大キツネの THE ONE 先行の抽選に…